カット、カラー、クラリティ、カラット。「4C」とは、ダイヤモンドの品質を評価する基準。ブシュロンでは4Cに、「想い」をプラス。
わたしたちは宝石の品質以上に、ダイヤモンドの真の価値は、想いにあると信じています。

しかし、認証やフレームワークだけでは十分ではなく、完全なトレーサビリティを実現するには、採掘と製造の全プロセスに関わるすべての関係者や組織が私たちの基準に準拠していることを確認するための適切なデューディリジェンスを行うことができるようになって初めて保証が得られるということをブシュロンは認識しています。

ブシュロンはトレーサビリティの向上と責任ある事業運営に向けた業界の取り組みを支持し、また評価していますが、ダイヤモンド業界の透明性を実現するためには、より強力な推進力が必要だと考えています。一部のダイヤモンド産出地域や鉱山は現在も問題を抱えています。だからこそ鉱山までをカバーする完全なトレーサビリティの実現が重要な目標なのです。

ブシュロンは2016年より、2025年までにすべてのダイヤモンドの完全なトレーサビリティを実現することを目指しており、鉱山からアトリエにいたるバリューチェーン全体について説明責任を果たすことに努めています。トレーサビリティに完全な自信を持つことで、私たちのパートナーがサステナビリティ基準をすべての工程で満たしているかどうかを明確にでき、パートナーと協力して改善策を講じたり、あるいは他社から調達する選択をすることができるのです。

エトワール ドゥ パリ

2022年に発表され、ブライダルコレクションのフルラインナップにも加わった「エトワール ドゥ パリ」コレクションは、センターダイヤモンド、パヴェダイヤモンド、プラチナに至る原材料の完全なトレーサビリティを実現し、RJCのCoC認証を受けています。

センターダイヤモンドの革新的なトレーサビリティシステムは、ダイヤモンドテクノロジーにおける世界的なリーディングカンパニーであるSARINEテクノロジー社とのパートナーシップにより開発されました。その革新的なダイヤモンドジャーニーを明らかにする技術により、センターダイヤモンドを識別し、そのライフサイクルの各工程を追跡することが可能になりました。

この技術によって、ブシュロンはサプライチェーンの管理を強化し、ダイヤモンドがブシュロンの社会的・環境的基準を完全に遵守し、鉱山からアトリエまで厳選されたパートナーの手を経てきたことを保証することができます。また、最も高度な技術による、信頼性の高いダイヤモンドのトレーサビリティ証明書をお客様に提供することが可能になり、ダイヤモンド原石から始まるの加工プロセスの各段階をインタラクティブなデジタルディスプレイでたどっていただくことができます。