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ウラジミールのキャンペーン(1981年)
創業家の愛猫であったウラジミールは、パリ・ヴァンドーム広場に構える本店にいつも姿を現し、家族の一員のように顧客から可愛がられていました。ウラジミールは19世紀末からブシュロンの作品に登場し、1900年代のブローチやオブジェがアーカイブ作品として残されています。
1978年、ハイジュエリーのネックレスを纏ったウラジミールが広告キャンペーンに登場し、メゾンのアイコンとして広く世に知られることになります。このキャンペーンは1987年まで継続し、ウラジミールはブシュロンファミリーの一員として、広く知られることとなりました。
ウラジミールのジュエリー
2019年、ウラジミールの気取らない優雅さや可愛らしい佇まいが、クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌにインスピレーションを与え、ウラジミールをモチーフにしたコレクションが誕生しました。職人の熟練の技が、ウラジミールのジュエリーに命を吹き込みます。その瞳は複数の宝石を重ね合わせることで生き生きと輝きます。また気品ある毛並みは、ゴールドの彫刻によって緻密に表現されています。そして、1978年のキャンペーンと同様に、ウラジミールはいつも華麗なネックレスをその首もとに纏っているのです。