12/23(月)までのお届けについては12/8(日)までにご注文ください(※遠隔地や離島は別途ご確認ください)。 また、12/14(土)~12/25(水)の間、クリーニング サービスを休止いたします。
Change country/region
「ブシュロンでは長年にわたり、独創的で自由なジュエリー制作を行ってきました。例えば、美しさや貴重性の意味を問い直し、従来の方法とは違う方法でのアプローチを試みるのです。私のジュエリー制作は、いつも夢から始まります。そして、その夢を実現する方法を見つけることに追求するのです。つまり、その創造的な夢を表現し現実のものにするために、今までハイジュエリーに使われたことのない新たな素材やテクノロジーにチャレンジする自由が与えられているのです」。
クリエイティブディレクター、クレール・ショワンヌ
フルール エターナル リング(2018年)
フルール エターナル(2018年)
花の儚い美しさをそのまま封じ込めて、時の流れに逆らい、永遠にとどめておきたい。これがフルール エターナルのリングを制作する際に、クレール・ショワンヌが抱いた夢です。何年も研究を重ね、顔料や化学物質を使用することなく、花びらの自然のままの質感と艶を保つ方法にたどり着きました。本物の花を一輪ずつスキャンし、その立体感をチタン素材で細部まで再現、その上から安定化させた本物の花びらをセットします。まるで自然の花がそのまま生まれ変わったかのようです。これはブシュロンが独自に開発した社外秘の技術です。
グット ドゥ シエル(2020年)
クレール・ショワンヌが夢に描いたのは、身に纏うことのできる空のかけら。
グット ドゥ シエル ネックレスは、非常に複雑な工程で制作されています。空の移り変わる色合いと、決して触れることのできない儚さを表現するため、採用された素材はエアロゲル。これは、NASAが宇宙空間でスターダストを収集する際に使用している特殊な素材です。99.8%の空気とシリカで構成され、光に応じて色調が変化します。この神秘的な素材をメゾンの職人の技術でロッククリスタルに封じ込めました。
ホログラフィック コレクションのネックレス(2021年)
「ホログラフィック(光と色)」(2021年)
クレール・ショワンヌは、長年に渡って色とは何かについて問い続けてきましたが、その答えを「光」に見出しました。「ホログラフィック」コレクションでは、あらゆる色を表現することができたのです。夢を具現化するため、フランスのサン・ゴバン社が保有する最先端技術と、メゾンのジュエリー制作の技術を融合しました。シルバーとチタンの酸化物を高温で溶かし、スプレーでコーティングする技術を、クリスタルロックやセラミックなどジュエリーの素材に応用したのです。こうして、光や見る角度、肌とのコントラストによって変化する神秘的なジュエリーが誕生しました。
アイユール(ここではない何処か)(2022年)
このコレクションのためにメゾンが挑戦したのは、元来相反する性質を持つ鉱物と天然素材を組み合わせることでした。 ダイヤモンドをぺブル(小石)や木材と、ゴールドをラタン(籐)やメテオライト(隕石)と。アイユール コレクションでクレール・ショワンヌが表現したのは、詩情あふれる自然の美しさです。ラタン ディアマン ネックレスは、コレクション最大の難関でした。アトリエで扱ったことのない籐という天然素材をハイジュエリーに採り入れるため、まず素材について学ぶところから始めました。
モア イズ モア(2023年)
ポップな色彩、サイズやボリュームで驚きをもたらす作品。ボール、キューブ、ストライプなど固定概念から解き放たれた、自由奔放かつ幾何学的なデザインのハイジュエリーが誕生しました。ブローチ、ヘアジュエリー、フーディの紐、取り外せるポケットなど「モア イズ モア」コレクションは、斬新な視点で他とは一線を画すユニークなクリエイションです。伝統的なフォルムや着用方法という枠組みを押し広げるハイジュエリーは、遊び心とプレシャスであることは両立できることを証明しています。